お知らせ

10/4(水)「メメンとモリ」にドキッ💕

園長より|2023年10月04日 11時38分

表紙の緑と愛らしい絵に誘われて手に取ったヨシタケシンスケさん新しい本。込められた思いは、なんとも壮大!?

ヨシタケシンスケ/著 KADOKAWA/出版社

「人は何のために生きてるの?」につながる三つのお話が描かれています。

『ちいさいおさら』では、メメンが作った大切なお皿をモリが転んで割ってしまいます。

クヨクヨしているモリに、お皿があったこと、そのお皿との思い出があることが大切なの。大丈夫、お皿はまた作ればいいんだから!とさらりと言って励ましてくれます。

そうなんですよね。お気に入りのお皿と過ごした時間は消えてなくなったりしませんもの。

何だかしっとりとした気持ちで読み進めてしまいました。今回のヨシタケシンスケさんのこの本は、きっと大人の私たちの心に染みるのかもしれません。機会があれば是非!

続く二話は、『きたないゆきだるま』『つまんないえいが』です。なんだか気になりませんか?

因みに「Memento Mori(メメントモリ)」は、ラテン語で「いつか死が訪れることを忘れるな」という意味があるそうです。つまり「いつか死ぬんだから、今を楽しめ!」と、とらえられたそうです。

10/3(火)ようやく🍂

園長より|2023年10月03日 14時28分

昨夜から、空気の入れ替わりが、確かに感じられるようになりました。待ちに待った、秋がようやくの到着です。

十五夜(9月30日)の月、本当に素晴らしくくっきり、シャキッとした輝きにうっとりでした。ご覧になられましたか?

月に寄り添うように輝く星も、とても美しく見えます。

十六夜(10月1日)は、いざよいの月。満月の日に比べると、いざよう(ためらう)ように50分ほど遅れて出てくることから、こう呼ばれます。

十七夜(10月2日)は、月の出が、さらに遅くなります。まだかまだかと、立って待つから、立待(たちまち)月。

十八夜(10月3日)は、待ちくたびれて座ってしまう、居待(いまち)月

十九夜(10月4日)は、眠って臥せてしまう、臥待(ふしまち)月

十五夜から続く美しい別名に、昔から人々の月への熱い思いを感じますね。

田んぼの脇に、赤い炎をのような花が咲き始めました。彼岸花です。週末は運動会、深まる秋に子どもたちの輝きが重なります。

9/28(木)待宵の月

園長より|2023年09月28日 14時15分

今日28日は、十五夜の一日前の月を、待宵(まつよい)の月と言います。素敵な呼び方ですよね。

秋の澄んだ空気の中に浮かぶ月は、キリリとした輝きがなんとも言えず凛々しくて、うっとり見つめてしまいます。

明日29日は「十五夜」満月の日です。天気も上々、是非、子どもたちと一緒に夜空を眺めてみてください。月見団子にすすきがあれば、完璧(?)です。秋の風情を味わう日になるといいですね。

大美野幼稚園年中組は、お団子のような「玉入れ」に夢中です。玉入れの練習をするためなら、リズム体操やバルーンにも一生懸命取り組めるんだそうです。「好き」なものがあると頑張れる、分かります!とってもたくましく成長中の年中組です。

9/27(水)空にあれ!?

園長より|2023年09月27日 12時24分

今朝、空一面に秋の「あれ」が広がっていました。

この「あれ」なんだかわかりますか?

秋の空を代表する「うろこ雲」のことです。

話し手同士が、共有する事象である場合は、きちんと伝わる指示語の「あれ(ARE)」。阪神、岡田監督の「優勝」をさす言葉としてすっかり一世風靡しましたが、なんとも微妙な共通語に驚かされました。

大阪らしい言い回しです。

本園職員室でも「ほら、あれ、どこになおしたかな?」でつながる会話が散見されます。話題が共有できているってことは、ワンチームになっているということでしょうか?

時々、大丈夫か?と思ってしまうのは私だけ?いやいや、大丈夫、チームワークの良さの現れ!お任せくださりませ。

ところで、昼前11時、朝のさわやかさはいずこへ。この時間になるとスッキリ青空が広がる空となりました。サンサンと降り注ぐ強い太陽の日差しの下、運動会の練習は、佳境を迎えているようです。汗だくで上気した顔が愛おしくなります。

9/25(月)おはぎ(御萩)

園長より|2023年09月25日 13時22分

23日は、秋分の日。彼岸の中日でした。

彼岸には、邪気を祓うと言われている赤い「小豆」を使った「おはぎ」をいただきます。

秋彼岸は「御萩(おはぎ)」、春彼岸は同じものでも「牡丹餅(ぼたもち)」、季節の花になぞらえて言い換えられています。

もうひとつ面白いのは、夏や冬の異名です。てっきり季節の花の名かと思ったのですが、あに図らんや、夏は「夜船(よふね)」、冬は「北窓(きたまど)」というそうです。

「夜船」・・・もち米とうるち米を混ぜて炊き、杵で搗かない「おはぎ」は、杵の音がないことから、夜いつの間に着いたのか分からない船にかけているそうです。

「北窓」・・・餅のように搗くことがない「月(つき)」知らずに転じ、北の窓からは「月」が見えない北の窓にかけています。

昔の人のユーモアには、驚かされますね。季節の変化を豊かにとらえて楽しめる生き方、いいですよね。

「暑さ寒さも彼岸まで」ようやく季節の変化を感じることができる涼しさがやってきてくれました。日中の日差しは、まだまだ夏の名残がありますが、湿度の違いに少しほっとしています。

今日は、年長組の予行練習。頑張る姿は、飛び切りカッコいいものでした。お楽しみに~

9/21(木)お彼岸です🥀

園長より|2023年09月21日 14時58分

9月24日は「秋分の日」。「秋分の日」は、太陽が真東から昇り、真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。

その前後3日間を「彼岸」と言います。20日が彼岸入り、26日は彼岸明けとなります。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われたように、このころになると季節の変化をはっきりと感じるようになります。今年も、ほぼその通りのようです。

今夜降る予定の雨で、昼間も少しは過ごしやすくなりそうです。期待を込めて・・・

今日は、年中さんの運動会通し練習日。曇り空、絶好のリハーサル日和でした。

よし、これでいいかな? 先生も真剣!?

 

先生たちは相談しながら、一番いいを探しています。

お試しで見つかる大切なこと沢山あります。

9/8(金)次の満月は?

園長より|2023年09月08日 10時00分

大美野幼稚園一階掲示板に「満月」が登場しました。今年、中秋の名月は、9月29日(金)満月の日と重なりました。

9月の満月は「芋(いも)名月」と言います。「芋」と、名がつくのは、里芋をお供えしてお月見をする風習があることからです。昔、多くの人は、里芋などの芋類を主食としていたため、収穫を祝う意味でのお供えだったようです。

ばら組さんは、その満月の模様に着目!思い思いの想像を広げて、満月を描いてくれました。

あんまり素敵だったので、紹介します!

子どもたちの想像力には、敵いませんよね。

さて、あなたには、何が見えますか?

29日の満月で確かめてみましょう。

9/7(木)秋の気配!?

園長より|2023年09月07日 14時11分

昨日の雨のおかげで、グンと気温が下がりました。久々に涼しい夜になりました。雨の力は素晴らしい。夏の暑さで疲れた体には、優しい夜でした。

幼稚園は、運動会一色に染まっています。

蒸し暑さもなんのその、汗だくで走り回る姿は頼もしい限りです。熱中症指数計とにらめっこしながら、時間を短縮しつつ、はりきって飛んだり跳ねたり、踊ったり、にぎやかに頑張っています。

 

保育室では、敬老の日のプレゼント製作に励んだり、自由遊びに夢中になったり、うらやましいぐらい元気な動きを見せてくれています。

8/7(月)おつきみおばけ🎑

園長より|2023年08月07日 14時42分

「ひらいてとじた 笑顔がふえた!」

夏、甲子園で高校野球が始まりました。夏休みも中盤、ホリデーチームは嬉々として水遊びを楽しんでいます。元気で甲高い、子どもらしい声が園庭に響いています。

さて、今日は久々におすすめの本の紹介です。主人公は、小さなおばけちゃんとうさぎちゃんです。

せなけいこ 作/絵 《ポプラ社》

お月見の夜、ママがいなくて泣きだしたうさぎちゃんを何とかなだめようと、小さなお化けちゃんが頑張ります。ちょっと、お兄ちゃん気分かな?

うさぎちゃんは、「お月見なら、お団子がなくっちゃいやだ~」と泣きだす始末・・・お化けちゃんは一世一代の決心?をして、お団子に変身。ところが、お団子にうさぎちゃんがガブリ!たいへんです。小さなお化けちゃんは、泣き出してしまいます。

何か役に立てないかと、小さいながらも頑張るおばけちゃんの姿は、確かに幼稚園でもたくさん見ることができます。特に、異年齢で遊ぶ経験をふやした今年、頑張る年長さんの姿が重なります。

自分と重ねて読んだり、うさぎちゃんになって読んだり、楽しみ方はいろいろです。ちょっとはやめの「おつきみ」絵本、いかがですか?

💕「明日も一緒にあそぼうね」と、年長さんが年少さんに声をかける姿が、よつばでは、よく見かけられるそうです。この絵本を選んでくれたのは、岡畑先生です。お家の人の帰りを待つ子どもたちの温かで、微笑ましい姿が浮かびますね。

追伸:昔から続く季節の行事、是非伝えていってくださいませ。

8/1(火)葉月になりました🍃

園長より|2023年08月01日 12時18分

終業式から、10日が過ぎ、8月になりました。ホリデーで来園している子どもたちは、水遊びをしたり、涼しいお部屋で製作を楽しんだり、のびのびと夏を過ごしてくれています。元気が一番、何よりの幸せです。

毎月「よつば(預かり保育)」の子どもたちが作っている、幼稚園掲示板。今月は、夏をテーマに年長さんが頑張ってくれました。海の生き物、思っている以上いたくさん知っていることに驚きました。細かな作業もお任せ、なかなかの出来栄えです。

遠くから見ても、楽しく過ごしている様子が伝わるような作品です。これからも、季節の様子、楽しみにお待ちくださいね。