10/25(月)山装う
「山装う(よそおう)」は、紅葉に彩られた秋の山を表す言葉です。十二単の美しい色の重なりを想像させる美しい日本語です。小学校音楽の教科書にある「もみじ」という歌を思い出したりもします。
同様に、花が咲き始め、鳥が歌う春は「山笑う」、青葉が茂りみずみずしい夏は「山滴る」、冬山の静けさは「山眠る」といいます。
四季折々の山の様子を表す豊かなことば。とはいえ、俳句の世界では当たり前のように使われる言葉ですが普段の生活の中では、あまり聞くことはありません。消えゆく言葉にならないよう伝えていきたいものですね。
山装う姿、愛でに行ける日が来るといいなあと思っています。
今日は雨、なんとなく心静かな日になりそうです。
10/22(金)霜降(二十四節気)
10/21(木)栗の渋皮煮
10/20(水)西高東低の気圧配置!?
10/19(火)気嵐(けあらし)
昨日、気象情報の映像で宮城県気仙沼の「気嵐」が紹介されていました。
突然陸地に入り込んだ寒気が、川から海に移動し、海水面の水蒸気を冷やして霧に変える現象だそうです。
極端な気温差が生む「気嵐」。太陽の光を浴びた海面から立ち上る霧はとても幻想的な映像でした。
毎日見ている朝ドラ「おかえりモネ」でも取り上げられていた風景。ちょっと感動しながら見てしまいました。
宮城県気仙沼と言えば、10年前の東日本大震災に見舞われた地。
様々な葛藤を心に生きる人たちの姿は、心をぎゅっと締め付けるものがあります。「人の痛みは、その人にしか絶対にわからない」それは、至極、当たり前のことですが、そばにいるととてもつらいものです。
その思いにこたえるある医師の言葉に、とても救われました。
「わたしにはわからない。この事実はかえることはできない。けれどわたしは心から、あなたのことを分かりたいと思っている。」
そんな人がそばにいてくれることって、本当に素敵なことです。
日が昇り、気嵐が晴れるようにそれぞれの心も静かに澄んでいくそんな日が待ち遠しくなります。
10/18(月)きっぱり!
きっぱりと、突然冬がやってきました。
つい2日前までは、暑さにぐったりしていたはずなのですが、驚きの変化です。
心地よい秋風に揺れるコスモス、野道の散策、澄み切った青空の季節が、冬への橋渡しとして確かにありましたよね。どこに行ってしまったのでしょうか?
コスモスと言えば、以前、奈良「法起寺(岡本寺)」周辺の畑一面に咲くコスモス畑を見に行ったことがあります。
コスモスの向こう側に見える法起寺の三重の塔、なんとも優雅な風景でした。道端には、柿のかご。一かご300円(?)と書かれた札とお金を入れる箱が置かれていました。なんとものどかな景色です。
園では、運動会を終えて各学年、遠足のシーズンを迎えています。年長組は一足先に先週の金曜日、蜻蛉池公園に行ってきました。
明日火曜日は、年少組が原池公園に、木曜日は年中組が大泉緑地へ行く予定です。
明日、天気になりますように・・・
10/15(金)十三夜(じゅうさんや)
今年の十三夜は10月18日の月曜日です。
十五夜が中ごく伝来の風習であるのに対して、十三夜は日本で始まった風習です。
十三夜は稲の収穫を終えた時期、秋の収穫に感謝しながら美しい月を愛でるといわれています。
十五夜は新月から15日目の満月、十三夜は満月にいは少し欠ける月で十五夜に負けず美しいといわれています。
9月の十五夜と合わせてみることを二夜の月と言って縁起が良いといわれています。
18日、楽しみですね。
今日は年長組と一緒に蜻蛉池公園に行ってきました。
絶好の遠足日和。日頃の行いが良いからでしょう、子どもたちは天候も味方につけています。
運動会でも伝えましたが立派な姿に本当に誇らしく感じました。
他の小学校や幼稚園も来ていましたが、のびのびと開放わせた広い空間で存分に楽しんできました。
幸せな時間をありがとう!
10/14(木)やってみよう!
10/13(水)🐼パンダのなまえ
6月に生まれた上野動物園の双子のパンダの名前が決まったそうです。
男の子がシャオシャオ(暁暁)、女の子がレイレイ(蕾蕾)。
シャオシャオには「夜明けの空に光がさして明るくなっていく」
レイレイには「つぼみから美しい花が咲いて未来へつながる」という思いが込められています。
コロナ禍の中、明るい未来を見失ってしまいそうな今にピッタリの二匹の名前です。
思いを込めて名付ける。子どもにとって親からもらう最初の大きな贈り物です。子どもたちに是非、込めた思いをお伝えください。知っていることで感じる大きな幸せがあります。
分かってるの?分かるかしら?と考えなくてもいいのです。伝えてください。