お知らせ

8/12(木)夏のおすすめ(14)

園長より|2021年08月12日 15時38分

『まゆとりゅう』〈福音館書店〉

富安陽子/作 降矢なな/絵

「立秋」を過ぎたばかり、暑さはまだまだ続きますが、こちらは「春」の始まりのお話です。

そうなんだ、あの待ち遠しい「春」はこうしてやってくるんだ。

知るとちょっと嬉しくなります。

そうそう、竜にもその子どもにもきっと会いたくなります。

やまんば母さんとまゆの優しくてあったかいお話です。

「やまんばのむすめまゆ」のお話、シリーズで楽しめます。

まゆファンたくさん誕生しそうですよ。

「まゆとおに」は天真爛漫なまゆに手玉に取られる鬼さんの姿、楽しめますよ。

だって、やまんばのむすめですからね、まゆは・・・

まゆを紹介してくれたのは、やまんばかあさんにも負けない頼りになる吉田先生です。

なんだか先生たちのおすすめの本って、先生の姿が映っている気がしませんか?

自分では見つけられなかったたくさんの本、先生たちにたくさん教えていただきました。

感謝!

8/11(水)夏のおすすめ(13)

園長より|2021年08月11日 14時33分

『もりのかくれんぼう』

末吉暁子/作 林明子/絵 〈偕成社〉

お兄ちゃんと遊びに出かけたけいこちゃん。

本当は「かくれんぼ」がしたかったのに、お兄ちゃんは知らんぷり。

かけっこしていた帰り道、けいこは森の中に・・・

秋の森の中、出会った男の子の名前は「かくれんぼう」

不思議な世界が広がります。

さて、けいこはどうなっちゃうのでしょう?

8月7日は二十四節気「立秋」。秋たつ日です。暑中見舞いが残暑見舞いに変わります。

雲の様子もモクモクとした夏の雲から刷毛ではいたような秋の雲に変わります。

秋の景色が広がる森の中。絵本から秋の香り味わってみてください。

秋の入り口絵本を紹介してくれたのは、川口先生です。

職員室に会いに来てくださいね。

8/10(火)夏のおすすめ(12)

園長より|2021年08月10日 08時21分

『ちょっといれて』

さとうわきこ/作・絵〈偕成社〉

暑い日が続いています。もう立秋を迎え、暦の上では秋の入り口となっているのですが・・・

暑さの本番はこれから、日陰は何よりもの休憩場所です。園庭のピンクのテントも大人気!

優しいおばあちゃんが一人、木陰で本を読んでいると、次々に動物たちが涼みにやってきます。「ちょっと、ちょっと」どんどん日陰を奪っていく動物たち・・・

あらら、優しいおばあちゃんはどんどん日向に追いやられてしまいます。

「ゆずりあう」そんな姿がほっこりして、大好きというのは大森先生。

なんだか大森先生の姿と重なるおばあちゃんです。

はてさて、その後満員になった木陰はどうなっちゃったのでしょうか?

読んで確かめてみてください。

8/6(金)🏠保健室完成!

園長より|2021年08月06日 11時12分

昨年度、保健室増築の設計を「町の建築設計室」、工事を「鍬本工務店」に依頼しました。令和3年3月25日着工。ようやく本日、完成引き渡しが行われました。

もしものための部屋ですから、使用されることが少ない方がいいのですが、安心できる場所が確保できることはとても大切なことだと思います。

お迎えいただくのも、職員室を経由せず、玄関から直接来ていただけるようになりました。

〈職員室側から見た保健室の入り口です〉

まだベットの設置や着替えを入れるタンスなど、おかれていない状態ですが、完成後の様子をご覧ください。

〈子ども用のシャワーです〉

北野田駅から噴水に向かって幼稚園を見ると、園舎から少し突き出した形で保健室が見えてきます。これまで自転車を停めていたスペースは少し狭くなりましたが、子どもたちを守る快適な場所ができたことでお許しください。

8/6(金)夏のおすすめ(11)

園長より|2021年08月06日 09時49分

『にんじん だいこん ごぼう』

植垣 歩子/再話・絵 〈福音館書店〉

おいしそう~思い出すのは「筑前煮」「トン汁」いえいえ今回は、名前の由来です。

よく使う野菜たち、大好きな子どもたちもたくさんいるのではないかしら?

赤くて素敵なにんじん、黒くてほっそりのごぼう、白くてふっくらなだいこん!

ところが昔は、みんな真っ白だったんですって!えっほんと?

謎を解き明かすお話です。

いや~昔ばなしっていいですね。物知りになれますから・・・

これは井上先生おすすめの本です。

梅ジュースに梅干しづくり、お料理上手の先生にぴったりの本ですね。

8/5(木)悩ましい・・

園長より|2021年08月05日 09時09分

未だ、新規感染者数がどんどん増えています。

昨年の就任以来、コロナ対応としての検温、体調管理、マスクに喚起、消毒。

感染予防対策を十分に講じての行事運営、保育スタイルの改善。

とまあ、挙げればきりがないほどの新たな対応に翻弄されてまいりました。

秋には、ようやくオリンピックも終わり、これまでの日常が見えてくるのではと期待していたのですが、悩ましい状況に大きな変化は見られそうにありません。

そんな中、8月1日、教職員優先枠でのワクチン接種、2回目を受けてきました。優先といえど年齢枠でもそれほど大きな差はなかったのですが・・・

多くの人とかかわる仕事、安心して対応できればと少しでも早くと思っていたので一段落といったところです。ただ、接種後2日目は、聞いていたとおり一回目のようにはいかず、微熱(37.3度)と倦怠感、少しの頭痛があり久々にぐったり一日を過ごすことになりました。

ところが次の日には、すっきり、「あれ?昨日しんどかったよね・・・」とあの倦怠感がうそのように消え、関節痛もすっかり改善。晴れやかな朝を迎えることができました。これって、高齢者だからなのでしょうか?まっ、とにかくホッです。

ワクチンの接種についてはそれぞれの体調、体質等違いもあり、考えなければならないことがたくさんあります。

一人の体験としてお聞きくださいませ。何かの参考になればとお伝えしました。

8/5(木)夏のおすすめ(10)

園長より|2021年08月05日 08時30分

『ろくべえまってろよ』

灰谷健次郎/作 長新太/絵 〈文研出版〉

犬のろくべえが深い穴に落っこちちゃった!

大人に助けを求めても、ちっとあてになりません。

さあ大変、子どもたちの力で助け出すことができるのでしょうか?

知恵を絞って、力を合わせて解決策を考えます。

考えるって大事ですね。

きっとろくべえは子どもたちを信じて、まってくれます。

これは、星山先生のおすすめです。

力を合わせる心地よさ、味わってくださいませ。

ただ「大人は頼りにならない」の子どもたちの声。

・・・う~ん悩ましいことです。

8/4(水)今日はなにを・・・

園長より|2021年08月04日 08時45分

真剣にすべての記事を読むわけではないのですが、本屋さんで見つけるとついつい買ってしまうのが「暮らしの手帳」です。奇数月発行なので年間6回なのですが、ちょっときになる雑誌なのです。

その中の暮らしのヒント集には、いつも「そうそう、そうだよね」と元気をもらう言葉があります。

たとえば「どんな仕事もせっかくなら楽しんでやりたいものです。そのためには、まずは真剣に取り組むこと。何であれ、片手間にやっていては、本当の面白さを知ることはできません。」

あたりまえだけど、とても大切なことですよね。

心で思っていてもはっきりしないことを言葉にしてみると、確かなことが浮き上がってくるように思います。読むことの価値はそこにあるのではないでしょうか。

というわけで、線を引いたり、赤丸を付けたりしながら読んでいます。

そうそう、先ほど紹介したヨシタケシンスケさんの「みらいめがね」掲載中です。もちろんこれは大人向けです。あっ、担当しているのは挿絵です。文章は、荻上チキさんです。

8/4(水)夏のおすすめ(9)

園長より|2021年08月04日 08時20分

『それしかないわけないでしょう』

ヨシタケシンスケ/作・絵〈白泉社〉

今やだれもが知っている(おそらく)作家、ヨシタケシンスケさん。

はじめての出会いは「りんごかもしれない」でした。

登美丘西小学校の先生が子どもたちの発想を広げる授業で使っておられました。「校長先生も挑戦してください」とプリントをもらって知ったのがヨシタケ作品との出会いでした。

さて、『それしかないわけないでしょう』の始まりは、お父さんの天気予報ははずれ!からです。

お兄ちゃんは、未来は大変!っていうし、なんだか心がざわざわしちゃう女の子です。

ところが、布団から半分起き上がったおばあちゃんのいうことにゃ・・・

「未来は一つしかないの?」

「こんな未来も、あんな未来も、未来はたーくさんあるんじゃないの?」

そうだよね~おばあちゃんのいう通り

「そうよ、それしかないわけないじゃない!」となるわけです。

なんかコロナで疲れちゃった大人にもぴったんこ!

親子で「それしかないわけないじゃない!」と言いながらお愉しみくださいませ。

ふんわり笑顔があったかい石井先生のおすすめです。

きっと元気が出ますよ~

ほかにも、そんなこと書いていいの?と思ってしまう『おしっこちょっぴりもれたろう』

そうだその通り!『あつかったらぬげばいい』

みんなおんなじ、心にちょっと悪魔はいるよねの『ころべばいいのに』もおすすめです。

これみんな大人にぴったりの絵本かもしれませんね。

8/3(火)ちょっといい話!

園長より|2021年08月03日 10時22分

先日、朝日新聞朝刊の「ひととき」に落とし物の帽子の話が投稿されていました。

道端に落ちていた帽子。名前がちゃんと書いてあったので近くの小学校に連絡し、無事持ち主の手元に戻った話でした。しかも、自分のお孫さんと同じクラスの子どもだったので、拾って連絡したおばあちゃまは一躍有名人!?のおまけつきという、なんとも幸せなお話でした。

 

因みに、大美野幼稚園でも似たようなことがありました。一つは、名札の落とし物。園の電話番号を調べて連絡をくださいました。「バッチに大の字があったので大美野幼稚園かなっと思って・・・持っていきましょうか?」と優しいお言葉。「いえいえ、こちらから伺います!」と返事をして引き取りに行きました。雨に濡れた黒いフェルトの大きな名札。ちゃんと持ち主の手元に戻りました。有難いことです。

もう一件は、園バッグ。近くの方から「幼稚園のバッグ拾いました!」と登美丘東幼稚園に届けられたそうです。ところがそれはなんと、大美野幼稚園の黄色いバッグ。もちろん名前入り。登美丘東幼稚園の園長先生から「落とし物届いていますよ~!」と笑顔がうかがえるお電話いただきました。でも、どうして落っことしてしまったんでしょうね。ちょっと不思議?でも見つかってよかったよかった!

持ち物の名前、大事ですね。ちゃんと戻ってくるのです。素敵なことですよね。

とはいえ、どうぞ、落とし物にはご注意ください。