3/7(月)啓蟄(けいちつ)
3/4(金)てぶくろ
雪の多いころ、よく読まれている絵本「てぶくる」
訳:内田莉莎子 《福音館書店》
森の中におじいさんが落とした「てぶくろ」が舞台。
あたたかそうなてぶくろに、つぎつぎと森の動物が集まってきます。
最初に見つけたのは、くいしんぼねずみ。
次にやってきたのは、ぴょんぴょんがえる。
「わたしもいれて」「どうぞ」が繰り返され、小さな手袋はもう満員です。
最後にやってきたのは、のっそりぐまさん。
流石に、むり?「ほんのはじっこにしてくださいね。」
もちろん、小さなてぶくろは、今にもはじけそうになりました。
それでもみんな仲良く譲り合って寒い冬を過ごします。
今、ロシアとの関係に大変な状況におかれているウクライナの民話です。
ニュースを見ながら、お子様とウクライナのことを話題に考えること、大切なことだと思っています。
3/3(木)うらうらと のどかに・・・
3/1(火)バムとケロのおかいもの
久々の本紹介です。色鮮やかでくっきりとした色使いの楽しい絵本。
細かな部分まで詳しく描かれている絵は、まるで宝探しのようです。
「バムとケロのおかいもの」は、シリーズ本の一つです。
犬のバムとかえるのケロが繰り広げる世界は、のほほんあったかないい感じです。
作:島田ゆか 《文溪堂》
今日は月に一度のお買物。最近お買物もはばかられる時代になりましたが、お買物は品物を見ているだけでもワクワクするものです。ましてや、買ったものをお家で広げて確かめるのは最高のお楽しみです。
この絵本、市場のお店に並ぶ品物を見ているだけでも楽しみは膨らみます。「あら、こんなところに!?」細かく描かれた絵にもお楽しみがたくさんあります。
お子さんと一緒に宝探しの旅に出かけてみませんか?
やさしくて豊かな気持ちになれること請け合いです。
この絵本が大好きな紹介者は、あじさいの石井先生です。
3/1(火)弥生・三月
2/28(月)菜の花
2/25(金)さよならみんなの幼稚園♪
2/24(木)春告草(はるつげぐさ)
「春告鳥」は鶯、「春告魚」は鰊(にしん)、そして、「春告草」は、梅のことだそうです。
ほかにも「好文木(こうぶんぼく)」「匂草(においくさ)」「香栄草(かばえくさ)」、一年のうちいち早く花をさかせるので「花の兄」春風をまつので「風待草」、人に好まれたおかげで、たくさんの名がつけられたようです。
万葉集には、桜より多く詠まれている梅。姿形もさることながら、香りの良さも好まれた理由の一つかもしれませんね。
昔から「桜切るばか、梅切らぬばか」と言われるように、梅は枝を切れば切るほど活力を増し、次の年は新しい枝にたくさんの花を咲かせてくれます。
美しくたくましい梅の花は、一輪咲くごとに春を呼び寄せてくれているようです。
春まであと一歩。今が、我慢のしどころかもしれません。
大阪の有名な梅林、大阪城梅林は7分咲き、藤井寺の道明寺天満宮は咲き始めだそうです。