6/10(土)おこだでませんように🔖
「ぼくは、いつもおこられる。いえでも がっこうでも おこられる」
ホントはいっぱいほめてほしいのに、何をしても怒られてばかり。せっかく小学一年生になったのに・・・ぼくは「わるいこ」なんやろか?悩みは大きく膨らんでいきます。
確かにいますよね。誤解されて、良かれと思ってしたことも、うまく伝わらない。そんな僕が短冊に願いを込めて書いた言葉が・・・
くすのきしげのり/作 石井聖岳/絵《小学館》
もうすぐ七夕。この季節になるとおすすめしたくなるのが、この絵本です。ジーン・・と心に響きます。切なくて、涙があふれるお話です。
子どもの心を知るために、お家の人に是非読んでいただきたい一冊です。
💕今回の紹介者は、よつばのかわさき先生です。子どもの心を分かるって大切だけど、難しいものですよね。ホント・・・わかってやれる大人でありたいものです。
6/9(金)のりのり、りすさん🐿
6/9(金)やるね~!年中さん!
6/9(金)ちょっと拝見!👀年少さん💛
令和5年4月10日始業式から2か月が、たちました。子どもたちは幼稚園での集団生活の中でたくさんのことを学び、成長しています。
4月、靴箱前はお家の人とお別れできなくて、泣き声が廊下に響いていたことが、もうすっかり昔のことになりました。
《いちご》
先生のお話を聞いて、ハサミも一人で使う練習を始めています。「せんせい、たすけて!」もちゃんと伝えられるように育っています。思いを言葉にして伝えるって、すごいことです。
《れもん》
スタンプ遊び、自分で好きな色と形を選んでいます。これも大きな力です。選ぶ!これからもたくさん経験しましょうね。順番待ちはねんどタイムです。こちらも集中!いいですね~
《もも》
今日はオリジナルのカレー作り。香り付きの絵の具です。画面では伝わらないかもしれませんが、部屋中カレーの香りに包まれているんですよ。先生のアイデアもいいでしょ。見てるだけで、あ~なんだかお腹すいてきました。
《めろん》
先生のお話に耳を澄まして、見つめる姿、なんてカッコいいんでしょう。季節の様子や生き物のお話に興味津々。聴き入る姿は、頼もしさ満載です。
大きく踏み出した社会への一歩。驚くほどお育ちっぷりです。
★今見ていただいているHPのみならず、保護者専用のHPにも園での様子をアップしております。こちらもご覧ください。
6/9(金)いいから いいから👨🦳
世界を平和にする本気の合言葉!「いいから いいから」
★おこってはいけない、だれかがおこると、だれかにでんせんして、だれかがまたおこる,それがまただれかにでんせんして、なーんにもいいことない・・・確かに世の中そんなことがよくあります。
長谷川義文/作《絵本館》
今回紹介する本は、そんな世の中を救ってくれる素敵なおじいさんの大らかな神対応です。合言葉は「いいから いいから」
ある日、雷がゴロゴロ鳴ったかと思ったら、目の前になんとかみなりの親子!驚きの場面!ところがおじいちゃんは「いいから、いいから。せっかく来てくださったんじゃ。ゆっくりしてください。」
何と素敵な対応なのでしょう。雷の親子はドギマギ。もうしわけないやら、はずかしいやら・・・はてさて、この親子、どうするのでしょうね。
「いいから いいから」と、「イライラ」「カリカリ」する前にちょっと唱えてみませんか。一呼吸することで優しい気持ちになることの心地よさ、親子で感じてみませんか?
以前紹介した「だいじょうぶ だいじょうぶ」にも、負けない素敵な合言葉です。
💕なんとも楽しい絵は、大阪出身「だじゃれ日本一周」で有名な長谷川義文さん。紹介者は、あらき先生です。幼稚園に「いいから いいから」の声が響くこと、楽しみにしています。
6/8(木)ねこざかな🐈🐡
くいしんぼうのねこがいました。なかでもさかながだいすきでした。ねこはあるひおおきなさかなをつりました。
さて、お話はここから始まります。大きな魚はねこより大きくて、ぺろりとたべたのは「さかな」でした。ねこは、魚にのみこまれて・・・
あらま!たいへん、このさきねこは一体どうなっちゃうのでしょうか?
わたなべゆういち/作・絵 《フレーベル館》
ありえないのに、アッケラカーンと成立しちゃって、大騒ぎかと思うと、どうやらそうでもないらしく、奇想天外なストーリーにはまってしまう絵本です。シリーズ本もたくさんあって、読み始めたら次々に手を伸ばしたくなりそうです。
💕おすすめしてくれたのは、りす組しばた先生です。なかよしのねことさかなで「ねこざかな」冒険しながら暮らす様子がお気に入りだそうです。シリーズは21冊!!片観音の仕掛けも楽しめます。
6/7(水)ばけものつかい👻
「落語」伝統的な日本の話芸です。寄席に行くのは難しものですが、絵本なら気軽に楽しむことができます。しかも日本独独の「ユーモア」も満載。幼いころから触れることで、話を聞いてその深い意味を聞き取る力も育ちます。小学校の国語の学習でも取り上げられています。
今回紹介するのは、「ばけものつかい」です。そもそも、「ばけもの」という言葉さえ日常では聞かない言葉になっていますよね。たくさんの豊んあ日本語を知る機会にもなります。今すぐわからなくても大丈夫!浴びるようにたくさんの言葉を聞いていることが大事なんだと思っています。
川端誠/作《クレヨンハウス》
大店のご隠居さんが引っ越してきたのは古いお屋敷。「おばけやしき」とうわさがあるものの、ご隠居はへいき。ところが、奉公人の久蔵さんは、ばけものはいやだと、やめて出ていってしまいます。
困ったところへ、その夜、現れたのは、一つ目小僧!さて、ご隠居さんはどうするのでしょうか。
はなしの締めくくりとなる「オチ(サゲ)」が分かると、どっどおかしさがこみ上げてきます。大人も楽しめる落語の絵本、是非お楽しみください。
落語シリーズ、たくさんありますよ!
💕すいせん者は、のむら先生です。とっておきのお気に入り紹介でした。
6/6(火)もうじきたべられるぼく
「ぼくはうしだから もうじきたべられるのだそうだ」
最後にひと目だけ おかあさんに会いに行くことにした。
・・・なんだか、ドキッとするはじまりです。
はせがわゆうじ/作《中央公論新社》
遠くから見た大好きなおかあさん、幸せそうな姿に、悲しませてはいけないと黙って立ち去るぼく・・・
最後、ぼくに気付き追いかけるお母さんの姿のページには、何の言葉も添えられていません。子どもたちはその絵から、どんなことを感じ取ってくれるのでしょうか。
💕おすすめしてくれたのは、もも組のたかはし先生です。食の大切さ、命の尊さとともに、親子の愛や切なさを強く感じる絵本。特に、お母さんが追いかけるシーンは、様々な視点から読み取れるオススメのポイントとのことです。
確かに、ちょっと複雑な心の動きですが、いつかきっとわかる日が来ます。触れることの価値を感じて是非お読みください。