3/13(月)春雷
朝方、夢の中で雷の激しい音が聞こえてきました。
春雷を聞くと決まって、以前国語の教科書に取り上げられていた教材「春先の雹(ひょう)」を思い出します。作者は、杉みき子さんです。
突然の雹に驚く子らに、母が戦争中の雹にまつわる思い出を話し始めます。
氷が無くて困っていたとき、病気のお年寄りのため、雹を集めたこと。けれど、夢中で集めたため、ある人が大切に育てていたキュウリ畑を踏み荒らしひどく怒らせてしまったこと。
その後、畑の主が叱りすぎたと、取れたキュウリをもって謝りに来てくれたこと。
その人との出会いが、今につながることをなんとなくわかるように伝える母の話に、心がじわっと温かくなります。
物語の最後のほうで、「だから、父さんはキュウリが好きなんだ」と話を聞いていた子がつぶやきます。
子らと共に読んでいた教材ですが、もうずいぶん昔なので細かなところはちょっと自信がありませんが、おおよそこんな感じです。
高学年の教材でしたが、何人かは「???」だったように思います。「春雷」から、懐かしい昔の教材を思い出しました。
立春から立夏のころまでに発生する雷を春雷と言います。寒冷前線の通過に伴って発生するらしく、雹を伴うことがあります。冬眠していた虫たちが驚いて目覚めることから「虫出しの雷」ともいわれるそうです。
《フォア文庫 童心社》
因みに、杉みき子さんは、「わらぐつの中の神様」の方が有名かもしれませんね。よく似た展開のお話です。
3/10(金)ありがとう!💌
3/10(金)やったー!🎊
3/9(木)私こそ・・・
昨日8日は、国連が定めた国際女性デーでした。関連した新聞記事やニュースを数多く目にしました。
「私なんか」は「ほんとはやりたい」の裏返し。
だったら、やってみればいい。
だって世の中には、変えなきゃいけないことがたくさんある。
(中略)
何かを変えたい、実現したい。
そう思ったら「私なんか」じゃなく、「私こそ」。
その一歩が、みんなにとっての勇気になる。
そうですよね!「私こそ」の気持ち、大切にしたいと思います。
卒園式、子どもたちは花道を一人で胸を張って歩きます。「私」をしっかり感じながら力強い一歩を期待しています。そして、役に立つ自分に気付いてほしいと思っています。
今日は、最後の卒園式練習を行いまいした。証書授与の際、代表園児の証書全文を読んだ最後に私自身のフルネームを伝えます。
「園長先生が、最後にいう『ちとせ』って何のこと?」とたずねられてしまいました。「先生の名前だよ」と伝えたのですが、分かってくれたかな。子どもたちの素直な疑問にびっくりしました。そんなものなのですね。
3/8(水)春霞(はるがすみ)
3/7(火)今日は、芋虫月!?
3/6(月)啓蟄(けいちつ)
3/3(金)ひなまつり
今日3月3日は、五節句の一つ「上巳(じょうし)の節句」です。「桃の節句」「ひな祭り」ともいいますね。
無病息災を願う厄払いの行事で、女の子だけの節句ではありませんでした。後に、人形遊びの風習と結びつき、女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」となったそうです。
〈ホールに飾っている、大美野幼稚園のひな人形です〉
〈年長さん作成のひなかざりです〉
保育室から「ひなまつり」の歌が聞こえてきました。
♪あかりをつけましょ ぼんぼりに おはなをあげましょ もものはな
ごにんばやしの ふえたいこ きょうはたのしい ひなまつり
おだいりさまと おひなさま ふたりならんで すましがお
およめにいらした ねえさまに よくにたかんじょの しろいかお
きんのびょうぶに うつるひを かすかにゆする はるのかぜ
すこししろざけ めされたか あかいおかおの うだいじん
きものをきかえて おびしめて きょうはわたしも はれすがた
はるのやよいの このよきひ なによりうれしい ひなまつり♪
美しい言葉でつづられた詩は、サトウハチローさんのもの。昔からつながる歌でたくさんの言葉を知ることができますね。
3/2(木)木草弥生月
三月は、木草弥生月(きくさいやおいづいき)から「弥生(やよい)」と言われます。
「弥」は「ますます」「いよいよ」という意味があり、木や草がますます生い茂る月ということになります。
また、咲く花の名から、桃月、桜月という呼び名もあります。旧暦だと桜が咲く頃なので、花咲月(はなさきづき)、花見月ともいうそうです。
どれも美しい名ですよね。日本語の美しさとその感性に拍手を送りたくなります。
〈大美野幼稚園・新運動場の桜〉
昨年、大美野新運動場に凛々しく咲き誇っていた三本の桜が、虫害により伐採されてしまいました。残念でなりませんが、残った幼稚園玄関の一本桜、楽しみに待ちたいと思っています。枝先に小さな花芽がついています。










































