お知らせ

10/25(月)山装う

園長より|2021年10月25日 12時13分

「山装う(よそおう)」は、紅葉に彩られた秋の山を表す言葉です。十二単の美しい色の重なりを想像させる美しい日本語です。小学校音楽の教科書にある「もみじ」という歌を思い出したりもします。

同様に、花が咲き始め、鳥が歌う春は「山笑う」、青葉が茂りみずみずしい夏は「山滴る」、冬山の静けさは「山眠る」といいます。

四季折々の山の様子を表す豊かなことば。とはいえ、俳句の世界では当たり前のように使われる言葉ですが普段の生活の中では、あまり聞くことはありません。消えゆく言葉にならないよう伝えていきたいものですね。

山装う姿、愛でに行ける日が来るといいなあと思っています。

今日は雨、なんとなく心静かな日になりそうです。

10/22(金)霜降(二十四節気)

園長より|2021年10月22日 10時55分

明日、10月23日(土)は、二十四節気の「霜降」です。

今朝の空は、雲が多く少しどんよりしています。

突然、すっかり寒くなったので、そうだな、そろそろ「霜」も降りる頃だと納得です。晩秋を迎え、北の方では紅葉も見ごろとなります。

大美野付近での紅葉は、まだ感じられませんが、待ち遠しいですね。

昨日、年中組が遠足で訪れた大泉緑地の銀杏は見事に色づいていたそうです。

長らく続いていた緊急事態宣言がようやく解除され、人の流れも徐々に戻るのかもしれませんね。

10/21(木)栗の渋皮煮

園長より|2021年10月21日 09時36分

栗の季節です。間違いなくおいしい木の実です。

湯がいた栗を半分に切って、スプーンでくりぬいて食べたりするのですが、なんとも美しくない光景になってしまいます。

上品にいただけるのが「渋皮煮」

近くにお料理上手な方がおられていただくのですが、本当に食べてしまうのが惜しいくらいおいしいのです。しかも栗の姿が美しい!ツヤツヤに輝く姿は絶品です。

今朝、朝日新聞に渋皮煮の作り方が掲載されていました。

お料理上手さんに尋ねると、今はユーチューブでも簡単に調べられるよと教えてくれました。

ちょっと・・・挑戦してみようかしら?

10/20(水)西高東低の気圧配置!?

園長より|2021年10月20日 12時30分

「西高東低の気圧配置」は冬の天気の特徴です。

西高東低(せいこうとうてい)とは、地域の東に低気圧、西に高気圧が存在している気圧配置のことです。極地側の寒冷地帯からの風が吹き込みやすくなり、北半球では北寄りの風が吹きます。

今日はその通り、風の強い日。寒さが増して感じられます。

一気にやってきた冬に、すっかり戸惑ってしまいます。

過ごしやすい秋は、一体どこに行ってしまったのでしょうね。朝から何を着ようか迷ってしまいました。

子どもたちはすっかり衣替えを完了し、セーターを着用した姿が見られるようになりました。

朝からホカホカのごはんを炊いてくれました。

ごちそうさま!

10/19(火)気嵐(けあらし)

園長より|2021年10月19日 10時42分

昨日、気象情報の映像で宮城県気仙沼の「気嵐」が紹介されていました。

突然陸地に入り込んだ寒気が、川から海に移動し、海水面の水蒸気を冷やして霧に変える現象だそうです。

極端な気温差が生む「気嵐」。太陽の光を浴びた海面から立ち上る霧はとても幻想的な映像でした。

毎日見ている朝ドラ「おかえりモネ」でも取り上げられていた風景。ちょっと感動しながら見てしまいました。

宮城県気仙沼と言えば、10年前の東日本大震災に見舞われた地。

様々な葛藤を心に生きる人たちの姿は、心をぎゅっと締め付けるものがあります。「人の痛みは、その人にしか絶対にわからない」それは、至極、当たり前のことですが、そばにいるととてもつらいものです。

その思いにこたえるある医師の言葉に、とても救われました。

「わたしにはわからない。この事実はかえることはできない。けれどわたしは心から、あなたのことを分かりたいと思っている。」

そんな人がそばにいてくれることって、本当に素敵なことです。

日が昇り、気嵐が晴れるようにそれぞれの心も静かに澄んでいくそんな日が待ち遠しくなります。

10/18(月)きっぱり!

園長より|2021年10月18日 13時52分

きっぱりと、突然冬がやってきました。

つい2日前までは、暑さにぐったりしていたはずなのですが、驚きの変化です。

心地よい秋風に揺れるコスモス、野道の散策、澄み切った青空の季節が、冬への橋渡しとして確かにありましたよね。どこに行ってしまったのでしょうか?

コスモスと言えば、以前、奈良「法起寺(岡本寺)」周辺の畑一面に咲くコスモス畑を見に行ったことがあります。

コスモスの向こう側に見える法起寺の三重の塔、なんとも優雅な風景でした。道端には、柿のかご。一かご300円(?)と書かれた札とお金を入れる箱が置かれていました。なんとものどかな景色です。

園では、運動会を終えて各学年、遠足のシーズンを迎えています。年長組は一足先に先週の金曜日、蜻蛉池公園に行ってきました。

明日火曜日は、年少組が原池公園に、木曜日は年中組が大泉緑地へ行く予定です。

明日、天気になりますように・・・

 

10/15(金)十三夜(じゅうさんや)

園長より|2021年10月15日 16時34分

今年の十三夜は10月18日の月曜日です。

十五夜が中ごく伝来の風習であるのに対して、十三夜は日本で始まった風習です。

十三夜は稲の収穫を終えた時期、秋の収穫に感謝しながら美しい月を愛でるといわれています。

十五夜は新月から15日目の満月、十三夜は満月にいは少し欠ける月で十五夜に負けず美しいといわれています。

9月の十五夜と合わせてみることを二夜の月と言って縁起が良いといわれています。

18日、楽しみですね。

今日は年長組と一緒に蜻蛉池公園に行ってきました。

絶好の遠足日和。日頃の行いが良いからでしょう、子どもたちは天候も味方につけています。

運動会でも伝えましたが立派な姿に本当に誇らしく感じました。

他の小学校や幼稚園も来ていましたが、のびのびと開放わせた広い空間で存分に楽しんできました。

幸せな時間をありがとう!

10/14(木)やってみよう!

園長より|2021年10月14日 12時40分

今朝の新聞に、ある会社社長のメッセージが掲載されていました。

その中に、社長就任にあたり、その器かどうか?を問われても返事は難しい。

ただ、「やれるかどうかより、やってみよう」と思えるかが大切だと書かれていました。

なるほどなあと思える言葉です。

大事なのは、やってみようという気持ち!

そいう言えば、少し前、こんな歌ありましたよね。

♪正しいより楽しい 正しいより面白い♪

やりたかったことやってみよう

失敗も思い出♪

今日の大美野幼稚園は、芋ほりをやってみようです!

 

 

10/13(水)🐼パンダのなまえ

園長より|2021年10月13日 11時28分

6月に生まれた上野動物園の双子のパンダの名前が決まったそうです。

男の子がシャオシャオ(暁暁)、女の子がレイレイ(蕾蕾)。

シャオシャオには「夜明けの空に光がさして明るくなっていく」

レイレイには「つぼみから美しい花が咲いて未来へつながる」という思いが込められています。

コロナ禍の中、明るい未来を見失ってしまいそうな今にピッタリの二匹の名前です。

〈上野動物園 HPより〉

思いを込めて名付ける。子どもにとって親からもらう最初の大きな贈り物です。子どもたちに是非、込めた思いをお伝えください。知っていることで感じる大きな幸せがあります。

分かってるの?分かるかしら?と考えなくてもいいのです。伝えてください。

10/12(火)眼差し(まなざし)

園長より|2021年10月12日 12時07分

「眼差し」と書いて「まなざし」と読みます。

「視線」や「目つき」と同じような意味合いですが、少しずつ意味合いに違いがあります。目つきより視線、それより眼差しと好感度が上がる気がします。

「眼差し」は目に込められた表情を含んだ言葉です。心が伴った感じと言えばわかりやすいでしょうか。

先日の運動会では、保護者の方々の温かな「眼差し」が子どもたちを支え、励まし、見守ってくださいました。

いつもの園庭で見せていた姿にも尊いものがたくさんあった子どもたちですが、初めて来た広い広い登美丘西小学校の運動場で、さらに成長した姿を見せてくれました。

「眼差し」の大切さを改めで感じることになりました。

見られる、見守られることで、発揮できる力が確かにあります。

本当に心から自慢できる、そして誇りに思える大美野っ子の姿がありました。